果樹のおすすめ27選|あなたに合ったものが見つかる
果樹のおすすめをご紹介

「庭に果樹を植えて、毎年採りたてのフルーツを食べられたら幸せ…。でも、実際植えるとなると、どんな果樹を選べばいいかわからない…」と考えている方は多いはず。
一口に果樹といっても、その種類はさまざま。種類によって、栽培にあまり手間のかからないものや、寒さ・暑さに強いもの、背の低いものなど、それぞれ特性があります。
とはいっても果樹の種類はかなりの数があるので、これから1つ1つ特性を調べて、自分に合った1本を探すというのはかなり大変な作業ですよね。
そこでこの記事では、果樹の特性別に、おすすめの果樹をそれぞれ3つずつご紹介していきます。
この記事を最後まで読めば、あなたにピッタリの果樹が見つかるはず!
それでは早速参りましょう!
この記事は、お忙しい方のために目次の見出しを追うだけでも内容を理解できるようにしています。
詳しく知りたい方は、このまま読み進めていただくか気になる小見出しをクリックしてみてください。
目次
忙しくても大丈夫!手間のかからないほったらかし果樹3選
「果樹は育ててみたいけど、普段仕事や家事で忙しいからあまり面倒が見られないかも…」
そんな方には、ほとんど栽培管理がいらない、ほったらかし果樹をおすすめします。
ここで紹介するのは以下の3種。
・ブルーベリー
・ニワウメ
・ヤマモモ
それぞれの特徴を簡単に解説していきます。
①:ブルーベリー

ブルーベリーは植え付けを行えば次の管理作業が収穫という、年間を通しての作業がほぼ無い果樹です。
高木になりにくいことや、病害虫にも強いことから、果樹栽培初心者から多くの人気を集めています。
栽培が難しくなく、実も美味しいといいことづくしなので、果樹栽培の第一歩にかなりおすすめです。
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【人気の家庭果樹】ブルーベリー栽培の方法と育て方のコツをご紹介
②:ニワウメ

ニワウメも年間の管理作業がほぼ収穫だけの、手間がかからない果樹です。
こちらは最大樹高が1.8mと男性の平均身長より少し高いくらい。そのため、剪定や収穫などの管理作業が比較的楽に行えます。
春には可愛らしいピンクの小ぶりな花を咲かせてくれます。花が咲けば、「春が来たなぁ」と、穏やかな気持ちにさせてくれますよ。
③:ヤマモモ

ヤマモモは、庭に植えてしまうと樹高が5〜10mまで伸びてしまい管理が大変になってしまうため、鉢植えで育てて成長を抑えるのがおすすめ。
そうすれば病害虫もつきにくく、管理作業もほとんど無いので、ほったらかしでも十分育ってくれます。
生の果実は傷みやすく、あまり市場に流通しません。管理が楽で珍しい果樹を育ててみたいという方にピッタリですよ。
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手のかからないほったらかし果樹8選【庭植え・鉢植え】|忙しい方でもできる
初心者でも安心!育てやすい果樹3選
「栽培の難しい果樹を選んでしまって、全然うまく育たないというのは避けたい…」
そんな方には、栽培が簡単な育てやすい果樹がおすすめ。
ここで紹介するのは以下の3種。
・イチジク
・ざくろ
・スモモ
こちらもそれぞれの特徴を簡単に解説していきます。
①:イチジク

イチジクは栽培管理がほとんどなく、人工授粉などの難しい栽培技術も必要ない、初心者の方でも育てやすい果樹です。
イチジクの果実は市販されていますが、流通しているものは完熟前のものを早採りしている傾向があります。
イチジク好きならぜひ自分で栽培して、香りや甘みが濃厚になった、市販品にはない完熟イチジクを味わってみてください。
②:ざくろ

ざくろは暑さにも寒さにも強く、北海道以南であればどんな地域でも栽培できるといわれています。
さらに管理作業も少なく、病害虫にも強いので、難しいことがわからない初心者にはありがたい果樹なのです。
初夏にはキレイなオレンジ色の花も咲かせてくれます。明るい色は、庭を華やかに彩ってくれる事間違いなし。
③:スモモ

手間がかかり栽培が難しいといわれるモモと名前の似たスモモですが、育てやすさという点では大きく異なります。
スモモは管理作業がとても少なく、さらに暑さ、寒さにも強いため、育てやすくなっています。
ただ、放任すると最大で8m程度まで木が伸びてしまうので、初心者の方は鉢植えで育てると、剪定や収穫などの管理作業が行いやすくなりますよ。
スモモは品種によって2品種以上植えないと実をつけないものと、1品種だけ植えれば実をつけるものがあります。初心者の方は、1品種でも実を付ける「メスレー」や「サンタローザ」などがおすすめ。
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自宅で育てやすい果樹8選【庭植え・鉢植え】
庭に植えない方がいい果樹もある
育てやすい果樹とは反対に、庭に植えない方がいい果樹もあります。
その特徴は以下の3つ。
・繁殖力が強いもの
・地下茎で育つもの
・高木になるもの
これらの特徴をもつ果樹を選んでしまうと、知らずしらずのうちにお隣の家や、通行者にご迷惑をかけてしまうこともあるのです。
下記の記事で具体的な果樹の種類と理由を解説していますので、庭植えを予定している方は、失敗を避けるためにご一読をおすすめします。
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【要注意】庭に植えてはいけない果物ランキング|後悔しない果樹選びを
シンボルツリーにピッタリ!常緑の果樹3選
「一年中緑が生い茂っている、見栄えの良い果樹を探している」
そんな方には、シンボルツリーにもおすすめな常緑果樹がおすすめ。
ここで紹介するのは以下の3種。
・レモン
・オリーブ
・ゆず
それぞれの特徴を簡単に解説していきます。
①:レモン

レモンはシンボルツリーとしてはもちろん、お菓子づくりだけでなく料理にも使える、その用途の広さからも家庭果樹として人気を集めています。
ただ、レモンは耐寒性が弱く、−3℃以下の環境では木が弱り、最悪の場合枯れてしまうことも。寒い地域で育てる場合は鉢植えで育て、冬は屋内で管理するようにしましょう。
品種によっては葉の付け根にトゲの付いた品種もありますが、近年ではトゲなしの品種も流通しています。トゲがあると果実や手を傷つけてしまう恐れがあるので、心配な方はトゲなしレモンを選ぶのがおすすめです。
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【初心者でもできる】人気の家庭果樹!レモンの特徴と育て方
②:オリーブ

オリーブの特徴はなんといっても美しい葉色。表面は葉っぱらしい緑色ですが、裏面はシルバーリーフのようにキラキラしています。風になびくと色の変化が生まれ、庭の雰囲気を軽やかに演出してくれますよ。
オリーブも寒さに弱く、−5℃以下の環境では枯死してしまうことも。関東より北の地域では鉢植えで育てるのが無難です。
果実はもちろん、美しい葉色も楽しめるオリーブは、シンボルツリーとしてかなりおすすめですよ。
③:ゆず

常緑果樹の中では耐寒性が高く、−7℃まで耐えられるのが特徴のゆず。
ジャムなどの甘いものから料理、さらには柚子風呂まで幅広く使える、あると便利な果樹の1つです。
ゆずは高木性の果樹で、最終樹高は3〜10m程。お庭に植えれば、道路やお隣からの目隠しにも活用できますよ。
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常緑果樹のおすすめ7選|初心者にも育てやすい果樹をご紹介
ベランダでもできる!鉢植え栽培におすすめの果樹3選
「マンションのベランダで育てたいんだけど、プランターに向いている果樹ってあるのかな…」
基本的にどんな果樹でもプランターで育てられますが、プランターだからこそメリットが得られる果樹もあります。
ここで紹介するのは以下の3種。
・ぶどう、キウイなどのツル性果樹
・いちご
・ラズベリー
それぞれ簡単に解説していきますね。
①:ぶどう、キウイなどのツル性果樹

ぶどうやキウイなどのツル性果樹は、庭植えだと広い面積が必要になりますが、プランターを活用することでコンパクトに栽培することができます。
特にキウイは栽培管理も難しくありませんし、病害虫にも強いので初心者の方でも育てやすいです。
ただしキウイは雌木と雄木の2本を植えないと実がなりません。スペースと相談しながら選ぶようにしましょう。
②:いちご

いちごは垂れ下がるような形で実がなるので、地植えの場合雨の日に泥跳ねで汚れてしまい、病気にかかりやすくなってしまうのです。
プランターであれば宙に浮くかたちになるため、泥跳ねが当たりません。その結果、病気になりにくく、元気に育ちやすくなるのです。
いちごが嫌いな方は少ないので、家族はもちろん、お友達におすそ分けしても喜んでもらえるでしょう。
③:ラズベリー

ラズベリーは地下茎という地中で茎を伸ばす果樹。庭に植えてしまうとこの地下茎がいろんなところに伸び、繁殖しすぎてしまうことがあります。
ひどい場合は地下からお隣の庭に侵食してしまう場合もあり、ご迷惑をかけてしまう可能性も。
プランターで育てることで地下茎の行き先を制限できるので、繁殖を抑えられるのです。
栽培自体は難しくなく病気にも比較的強いため、プランターでなら初心者でも簡単に育てられますよ。
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プランター栽培におすすめな果物6選|鉢植えにするメリット、デメリットも解説
寒冷地でも育てられる!寒さに強い果樹3選
「寒さに弱い果樹があるって聞いたけど、寒冷地だから間違って選んでしまわないか不安…」
寒さに弱い果樹を寒冷地で育てると、最悪の場合枯れてしまいます。そのため、最初の段階で耐寒性の強い果樹を選ぶのが大切になります。
ここで紹介する寒さに強い果樹は以下の3種。
・りんご
・梨
・ジューンベリー
それぞれ簡単にご紹介していきますね。
①:りんご

東北地方の最北に位置する青森県で盛んに栽培されているりんご。そんなりんごは耐寒性が非常に強く、-25℃でも元気に育つといわれています。
りんごは受粉樹を植える必要があるのですが、品種によっては相性が悪く、受粉しないことも。
数あるりんごの品種の中でも、相性が悪いものが少ないのがつがる。そのため、りんごの品種を選ぶときは、つがる+好きな品種を選ぶのがおすすめです。
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お庭でできるリンゴの育て方【品種選びのポイントも】
②:梨

シャリシャリとした食感と、みずみずしいジューシーさが魅力の梨は、耐寒温度が-20℃と寒さに強い果樹の1つです。
他の果樹と比較すると栽培管理が多く、病害虫にも弱いため手間がかかってしまうのがネック。とはいえ、自宅でも育てることは可能です。棚栽培で育てられることが多いですが、立ち木や、鉢植えでも育てられます。
りんごと同様受粉樹が必要で、相性が悪い品種同士だと実がつかないケースも。特にこれという品種が決まっていないなら、味わいが異なる甘さが特徴の幸水、酸味が特徴の豊水を組み合わせるのがおすすめ。
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手間はかかるけど美味しい!梨の育て方とコツをご紹介【鉢植えでもOK】
③:ジューンベリー

ジューンベリーも寒さに強い果樹の1つで、耐寒性は-20℃といわれています。
寒さだけだなく病害虫にも強いのも魅力。ただ、野鳥が大好きな果実なので、実がなる時期には鳥を呼び寄せてしまうことも。防鳥ネットなどでの対応は必要になります。
同じジューンベリーでも品種によって樹高が4m〜8mと大きく異なるため、庭のスペースに合わせて品種を選ぶようにしましょう。
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寒さに強い寒冷地向けの果樹6選|耐寒性の高い果樹をご紹介!
日当たりが悪くてもOK!半日陰でも育つ果樹3選
「うちの庭日当たりが悪いんだけど、そんな場所でも果樹は育つのかな…」
そんな不安のお持ちの方におすすめなのが、半日陰でも育つ果樹です。
ここで紹介するのは以下の3種。
・クランベリー
・グーズベリー
・コーヒー
それぞれ簡単にご紹介していきます。
①:クランベリー

クランベリーはアメリカを代表する常緑果樹の一種。アメリカの農場では湿地帯のような場所で育てられるほど水分を好むのが特徴です。
暑さに弱く、寒さに強いため、暑くなりすぎず適度に湿っている半日陰の場所が栽培適地となっています。
ちなみに、-40℃程度の寒さまで耐えられるので、寒冷地でも育てやすい果樹の1つでもあります。
②:グーズベリー

グーズベリーは冷涼な気候を好む果樹。さらに夏の西日、乾燥を嫌うため、半日陰こそ栽培にぴったりな場所となっています。
また、栽培に手間がかからないのも嬉しいポイント。半日陰にさえ植えておけばほぼ放任でも実を付けてくれます。
収穫した実はジャムやジュースの他、サーモンやチキンに合わせるソースに加工されて使われます。酸味のある味わいやキレイな彩りが、料理を一層引き立ててくれますよ。
③:コーヒー

コーヒーは、赤道付近の暖かい地域で栽培されますが、実は高温が苦手。そのため他の背の高い木を周りに植えて、日陰を作って直射日光から守って栽培されています。そのためコーヒーにとって、半日陰は理想的な栽培環境なのです。
ただ、栽培適温が18℃〜25℃と狭いのは注意しないといけません。5℃以下になると枯れてしまうので、冬の間は部屋で育てるなど温度管理は必須。
手間はかかりますが、うまく実を付ければ自分で育てたコーヒーを楽しめるというメリットがある、コーヒー好きなら見逃せない果樹です。
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半日陰でも育つ果樹6選|日当たりが悪くても大丈夫
管理が楽!大きくならない低木果樹3選
「背が高くなりすぎたら収穫とかの管理が大変そう…」
そんな心配のお持ちの方におすすめなのが、ここから紹介する大きくならない果樹。
ここで紹介するのは以下の3種。
・金柑
・ユスラウメ
・ブラックベリー
それぞれ簡単にご紹介していきます。
①:金柑

甘酸っぱい味わいがクセになる金柑。食べるときは皮ごと口に入れる、食べやすい果樹でもあります。
そんな金柑は最終樹高は約1〜2mと大きくないので、栽培管理がしやすいです。背が低いので、狭い庭にあっても圧迫感は出ないでしょう。
おすすめの品種はぷちまる。種もなく糖度も高いのが特徴。美味しいうえに食べやすい、金柑の理想系といえる品種です。
②:ユスラウメ

さっぱりとした酸味と控えめな甘みを楽しめるユスラウメ。果実はジャムや、果実酒に加工されて食されることが多いです。
ユスラウメの最終樹高は約1〜1.5m。背が低いだけでなく、寒さや暑さにも強く、さらには病気にも強いことから、初心者の庭木として人気が高くなっています。
春になると桜や梅に似たきれいな花を咲かせてくれるので、シンボルツリーとしても活躍してくれますよ。
③:ブラックベリー

ブラックベリーは、甘みと酸味のバランスが良く、果汁たっぷりのジューシーな果物。ジャムやソースに加工してももちろん美味しいですが、生食でも美味しくいただけます。
ブラックベリーは低木果樹で、最終樹高は約1〜2m。
ブラックベリーには、品種によってはトゲがあるものも。収穫の際などにトゲが刺さると痛いので、特別な理由がなければトゲ無し品種をおすすめします。
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大きくならない低木果樹6選|小さなスペースでも大丈夫
虫が苦手な方におすすめ!比較的虫がつかない果樹3選
「どうしても虫が苦手なんだけど、虫がつかない果樹ってないの…」と考えている方におすすめなのが、虫がつきにくい果樹。
ここで紹介するのは以下の3種。
・ポポー
・グミ
・ジャボチカバ
それぞれの特徴を簡単に解説していきます。
①:ポポー

ポポーは、樹皮や葉の部分に「アセトゲニン」という強い殺虫成分が入っているため、虫を寄せ付けません。そのため、無農薬で育てられることが多いのが特徴。
味は、マンゴーとバナナに少しパイナップルを加えたような味。熟した果実だと甘みをしっかり感じられますが、若い果実だと少し渋みを感じることも。
収穫から完熟までのスピードがかなり早いため、ほとんど市場に出回らず「幻のフルーツ」とも呼ばれています。家庭果樹だからこそ楽しめる味を試してみて。
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②:グミ

グミもほとんど虫がつかない果樹の1つ。春の新梢にアブラムシがつきますが、歯ブラシなどでこすれば落ちるので直接触ったりする必要はありません。
低木で栽培管理がほぼないので栽培しやすく、初心者の方でも育てやすくなっています。
おすすめの品種はビックリグミ。グミの中でも渋みが少なく甘みを感じやすいので、生食でも食べやすいですよ。
③:ジャボチカバ

枝や幹に直接花が咲き、実がつくという独特な育ち方をするジャボチカバ。
ジャボチカバもときどきアブラムシやカイガラムシがつく程度の、比較的虫がつきにくい果樹の1つとなっています。
ジャボチカバは熱帯果樹で、実をつけるためには15℃以上の気温が必須。暖かい地域にお住まいなら、ぜひチャレンジしてみてください。
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手土産に最適!珍しい果樹3選
「せっかく育てるなら、スーパーで売ってないような珍しい果樹を育てたい」
そんな風に考えている方のために、家庭菜園だからこそたのしめる珍しい果樹をご紹介。
ここで紹介するのは以下の3種。
・弓削瓢柑(ゆげひょうかん)
・フェイジョア
・サルナシ
それぞれ簡単にご紹介していきます。
①:弓削瓢柑(ゆげひょうかん)

弓削瓢柑(ゆげひょうかん)は生産者が少なく収穫量が限られているため、市場に流通する量が少なくなっている果樹。
味は文旦系なので苦味がありますが、糖度が13度程度と高めなので食べやすくなっています。果肉がジューシーで水分をたっぷり含んでいるのも嬉しいポイント。
実は生食でいただいて皮をマーマレードにすれば、無駄なく丸ごといただけますよ。
②:フェイジョア

フェイジョアは収穫してから日持ちがしないため、市場にほとんど流通しない珍しい果樹です。
味はモモと西洋なしを足して2で割ったような味わい。甘みの中に少し酸味を感じます。食感は梨に近いです。表現が難しいのですが、風味豊かで美味しいですよ。
また、常緑樹で葉の裏側がシルバーリーフのようになっているので、風になびくとキラキラするのも魅力。シンボルツリーとしても人気を集めています。
③:サルナシ

キウイのような見た目ですが小さいため、「ベビーキウイ」と呼ばれることもあるサルナシ。
キウイと違って皮はないので、丸ごと食べられます。生食以外にも、ジャムや果実酒に加工して楽しむことも可能。
栽培面では病害虫に強く、無農薬でも栽培できます。ただ実をつけるには雌木、雄木が必要なので、庭のスペースはしっかり準備しておきましょう。
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【希少】日本で育てられる珍しい果物|完熟果が市販されない果樹もご紹介
自分に合った果樹を選ぶときのポイントは?
ここまで27種類の果樹を特性別にご紹介してきましたが、まだ決めきれないという方もいるかもしれません。
そんな方のために、自分に合った果樹を選ぶときのポイントを伝授します。
ポイントは以下の5つ。
・自分が食べたい・育ててみたい果樹を選ぶ
・管理工程の少なさで選ぶ
・住んでいる地域の気温で選ぶ
・庭のスペースに合わせて選ぶ
・落葉果樹・常緑果樹から選ぶ
これらのポイントを押さえれば、果樹選びに迷うことはなくなるはず。
ぜひ参考にして、あなたにピッタリの果樹を見つけてくださいね。
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庭で育てる果樹を選ぶときのポイントは?選び方と初心者の方にもおすすめの果樹をご紹介!
果樹の土はどう準備すればいい?
育てたい果樹の種類が決まったら、次に準備しないといけないものは土です。
「土は庭にあるからいらないんじゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、果樹栽培には果樹栽培に適した土があるのです。
果樹にとっての良い土の条件は以下の通り。
・水はけがよい
・一定の保水性がある
・酸度が適正
・通気性がよい
・保肥力が高い
下記の記事ではこの条件に合った土作りの方法を書いていますので、「果樹の土のことがわからない…」という方はぜひご一読ください。
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果樹の土のおすすめの作り方・配合5選【庭植え・鉢植え】
まとめ
今回は果樹の特性別に、おすすめの果樹をそれぞれ3つずつ、計27種類ご紹介してきました。
初めて果樹を育てるときは、どんな果樹を選べばいいのかまったくわからず悩んでしまいますよね。
人間が一人ひとり違う特徴があるように、果樹にもそれぞれ特徴があります。その特徴さえ掴んでしまえば、選ぶハードルは一気に低くなるものです。
あなたに合った果樹を見つけて、楽しい果樹ライフをスタートさせてくださいね。