子どもが喜ぶお庭の植物 ①おままごと編

子どもが喜ぶお庭の植物 ①おままごと編

子どもが喜ぶお庭の植物:ハーブ

こんにちは!ライターのユキです。

子どもたちってなんでも遊び道具にしちゃうなぁ、
そう思うパパとママはたくさんいらっしゃると思います。

お庭に植えてある植物が、子どもたちにとって遊び道具になるとしたらどうでしょう。
子どもが植物に触れる機会が持てるのなら賛成というパパママも多いと思います。

今回は子どもたちと遊べるハーブをご紹介します。
実際には男の子女の子合わせて総勢9人に体験してもらいました。

子どもたちと遊べるハーブってどんなものがあると思いますか?
そして子どもたちはどんな反応をしたでしょうか?

目次

  1. 子どもが喜ぶお庭の植物 ①おままごと編
  2. 子どもたちとハーブで遊んでみました!
    1. 本当に葉っぱをちぎっていいの?
    2. たくさんごはんが作れたよ!
    3. お水がカラフルな色になったよ!
    4. 水が水玉になったよ!
  3. 今回使用したハーブの紹介
    1. レモンバーム
    2. ミント
    3. ナスタチューム
  4. まとめ

子どもたちとハーブで遊んでみました!

本当に葉っぱをちぎっていいの?

子どもが喜ぶお庭の植物:ミント:レモンバーム:ナスタチューム

今回はミント、レモンバーム、ナスタチュームを用意し、子どもたちに「自由に遊んでいいよ!」と言ってみました。

最初は恐る恐る、
「本当にちぎっていいの?」
と心配そうにしていた子どもたちでしたが、いいよ!と言うと少しずつ、だんだん大胆に葉や花をむしり取るようになりました。

写真は我が家のストロベリーミントです。
葉が小ぶりで、ミントの中では華奢なイメージがありますが、見ての通りかなりちぎられて小さくなっています。
それでもひと月ちょっとでもとの高さにまで戻っていました。

たくさんごはんが作れたよ!

子どもが喜ぶお庭の植物:ミント:レモンバーム:ナスタチューム

ハーブを遠慮なくちぎれるようになると、ごはんがたくさん出来上がりました!
子どもたちは土をすくい、水を汲み、葉っぱをちぎり、次から次へとごはん作りを始めます。
ハーブだけでなく、お庭に落ちている葉っぱや花びらや雑草も子どもたちには立派な遊び道具です。

ハーブをちぎっては匂いを確かめ、おままごとのごはん作りは進みます。
葉をもんで香りを出して、

「スースーするね」
「レモンの香りのごはん!」
「こっちはイチゴの匂いだよ!」

遊びの中に、香りがプラスされて子どもたちも興味深々でした。

お水がカラフルな色になったよ!

子どもが喜ぶお庭の植物:ミント:レモンバーム:ナスタチューム

葉っぱや花をつぶして、色水にする遊びは男の子も夢中でした。

ナスタチュームの花は黄色やオレンジのビビットカラーで、お水に入れるだけでも華やかですが、それで終わらないのが子どもたち。
念入りに花をつぶして、オレンジ色の水を作ります。
「きれいでしょ!オレンジの水だよ!」
と大はしゃぎで見せてくれました。

レモンバームをつぶしてお水を入れれば、薄い黄緑色の色水の出来上がりです。
「レモンの香りがするお水だ!」
とこちらも大喜び。

つぶしてはお水を入れ、匂い、他の色を混ぜ、と夢中で遊んでいました。

水が水玉になったよ!

子どもが喜ぶお庭の植物:ミント:レモンバーム:ナスタチューム

ナスタチュームの葉は水をはじくのでこんなこともできます。

そっと水を数滴たらせば、葉の上に丸い水玉が!
揺らすところりと落ちてしまうので、こぼさないようにそっと運んでお皿にのせたい子どもたちは、落ちそうになるたび大きな声を上げ、一喜一憂です。

最初はお水をのせていましたが、そのうちに、「さっきの色水をのせたらきれいなんじゃない?」とこぞって色水をのせ始めました。

今回使用したハーブの紹介

レモンバーム

子どもが喜ぶお庭の植物:レモンバーム

レモンのような香りのするレモンバームは初めてハーブを育てる方でも、育てやすいハーブです。

お料理、ハーブティーで使うときは、写真のように脇芽の出ている上で摘み取ります。
お子さんには脇芽で、と言ってもわかりにくいので、半分より上でちぎってねと声をかければ大丈夫です。


レモンバームは鉢植えも庭植えも可能です。
水切れに弱いので、鉢植えの場合は表面の土が乾いたらたっぷり水やりをします。
庭植えの場合は雨が何日も降らないときは水やりをし、あとはお天気まかせです。

寒い地域では強めに剪定して、冬を越します。

ミント

子どもが喜ぶお庭の植物:ミント

ミントは繁殖力旺盛なものが多く、極端に言うと、根さえ残っていればまた芽を出します。

収穫するときは基本的にはレモンバームと同じで、脇芽の上から摘むと良いでしょう。
茂りすぎたら、上の三分の二ほどバッサリ切っても大丈夫です。

子どもたちにはどこから摘んでもいいよ、というと加減が分からず、どうしていいかわからないようだったので、レモンバームと同じように半分より上ならいくら摘んでもいいよ、と伝えると生き生きと摘み始めました。

ミントは庭植えすると繁殖しすぎてしまうので、鉢植えがおすすめです。
冬になると葉は落ちますが、根が生きていれば翌春また芽を出します。

今回はスペアミントとストロベリーミントを使いましたが、お好みの香りのミントを育ててみてはいかがでしょうか。

食用できないミントもありますので、お子さんと遊ぶ場合は食用かどうか確かめて購入すると、口に入れたときも安心です。

ナスタチューム

ナスタチュームも繁殖量旺盛なハーブです。
地植えにするとよく広がりますが、日本では冬に枯れる一年草です。
鉢植えにしてハンギングにするのも人気があります。

ナスタチュームは、花は摘んでもまたすぐ咲きますが、ミントやレモンバームほどの繁殖力はないので、葉は取りすぎないようにしましょう。
花はエディブルフラワーとして、葉はからしのかわりにサンドイッチにはさんで食べることができるハーブです。
お料理にもぜひ使ってみて下さい。

まとめ

子どもが喜ぶお庭の植物:まとめ

子どもが喜ぶお庭の植物、いかがだったでしょうか。

お庭を大きく変えなくても、植えるだけでこんなに楽しい時間を過ごすことができます。
今回はあっという間に2時間近くたっていました。

これらの植物を植えたら、お子さんはどんな反応をするでしょうか。
どんな遊びを思いつくでしょうか。
想像するだけで楽しくなりませんか?
ぜひ、お試しください!

関連記事

この記事のライター

ユキ

ハーブ園でハーブコーディネーターとしての働いた経験をいかしてガーデンライターに。
転勤族でお庭が持てないが、めげずにベランダでハーブを栽培中。
好きなハーブは香りのよいグロッソラベンダー。

おすすめの記事