【毎日が贅沢になるハーブ】育てて使えるおすすめのハーブ10選

お庭と生活を彩るハーブ

育てて使えるおすすめのハーブ

こんにちは。
ハーブガーデナーのTaniです。
緑豊かで素敵なお庭にしたい!でも実際にはどんな植物を植えたら良いのか悩んでしまいますよね。

お家で過ごす時間も増えているこの昨今、せっかくなら、お庭だけでなくお家の中でも使えるハーブがおすすめです!ハーブなら、お庭を彩りながら、毎日の生活を豊かにしてくれること間違いありません。

今回は、そんな料理や切り花にも使えるおすすめのハーブをご紹介します。

この記事は、お忙しい方のために
目次の見出しを追うだけでも内容を理解できるようにしています。
詳しく知りたい方は、このまま読み進めていただくか、気になる小見出しをクリックしてみてください。

目次

  1. お庭と生活を彩るハーブ
  2. 料理に使える育てるハーブ5選
    1. 【コモンタイム】摘みたてのフレッシュな香りと幅広い料理に
    2. 【ブラックペパーミント】強い爽快感。摘みたてをハーブティーにも
    3. 【ペパーミント】自家製カクテルやデザートのトッピング。大人のリラックスタイムに
    4. 【ローズマリー】甘く刺激的な香り。消臭効果で肉料理や魚料理にぴったり
    5. 【ベルガモット】鮮やかな花びらでクッキーやパンに華やかなアクセントを
  3. 切花や切り枝に使えるハーブ 5選
    1. 【アメジストセージ】剪定した枝をバスケットや木箱にディスプレイしてインテイリアに
    2. 【カラミンサ】芳香良く小花を生かして小ぶりのガラスに可憐に活ける
    3. 【ラベンダー】切り花での出回りは珍しい!自宅で栽培してこそ楽しめるナチュラルアレンジ
    4. 【カレープラント】切花からドライフラワーまで可愛い黄色の花を長く楽しむ
    5. 【マウンテンミント】花だけでなくシルバーかがった葉も美しい
  4. まとめ

料理に使える育てるハーブ5選

【コモンタイム】摘みたてのフレッシュな香りと幅広い料理に

コモンタイム

最もよく流通しており、一般的にタイムと言えばこのコモンタイムを指します。苗の植え付けは、春と秋に、日当たりと風通しが良い場所を選んで行いましょう。暑さ、寒さにも比較的強いので、特別な対策は必要なく誰でも簡単に育てることができます。

料理に使用するのは、コモンタイムの葉。葉が付いている状態であればいつでも収穫できますが、花が咲くと香りが弱くなってしまうので、その前に収穫するのがおすすめです。爽やかで上品な香りは、肉料理から魚料理、サラダやスープまで、幅広い料理に活躍します。特に摘みたての香りは、スーパーなどで市販されている物とは別格。完成した料理のお皿に添えれば、香りと見た目がワンランクアップしますよ。

【ブラックペパーミント】強い爽快感。摘みたてをハーブティーにも

ブラックペパーミント

生命力が強く、簡単に栽培、収穫できるので、はじめてハーブを育てる人にもおすすめです。日当たりが良すぎる場所だと葉焼けしてしまうので、植えるのは、風通しの良い半日影が良いでしょう。通年で収穫できますが、料理に使うなら葉が薄く柔らかな春と夏がベスト。葉だけでなく茎ごと収穫しましょう。
家庭栽培ならではのおすすめは、摘みたてのハーブティー。ほんのりした甘みと心地よい爽快感が味わえます。
葉を綺麗に洗い、手で千切ることによって更に香りを引き出し、熱湯を注いで蒸らせば完成。冷やしておけば、すっきりとしたアイスティーも楽しめますよ。

【ペパーミント】自家製カクテルやデザートのトッピング。大人のリラックスタイムに

ペパーミント

100以上あると言われるミントの中でも、代表品種であるペパーミント。葉焼けの心配がありますが日陰だと葉の色や香りが悪くなってしまうので、半日陰に植えましょう。乾燥に弱いので、保水力のある土がおすすめ。収穫は1年中可能ですが、株が成長する5月下旬から9月頃が最も適しています。
ペパーミントは、爽やかな風味に加え黄緑色の葉が見た目にも可愛らしいので、デザートのトッピング等に良く使われます。

ペパーミントで自家製モヒート

そんな中、今回は自家製カクテルのモヒートをご紹介。摘みたてのペパーミントの葉をすりつぶし、ブラウンシュガーとラム酒、炭酸水を加え仕上げにライムを絞れば完成。シンプルな材料で作る無添加のカクテルは、美味しさも自然体そのもの。贅沢な大人の時間を味わえます。

【ローズマリー】甘く刺激的な香り。消臭効果で肉料理や魚料理にぴったり

ローズマリー

ハーブの中でも認知度の高いローズマリー。非常に丈夫な植物で、日当たり、水はけ、風通しの良い場所に植えればぐんぐん成長します。常緑なので、使いたい時にいつでも収穫できるのも嬉しいですね。とりわけ、開花が始まる10月前、朝に収穫したものは、ローズマリーの爽やかで甘くスパイシーな香りを存分に堪能できます。
芳香性が強いので、摘みたてを肉や魚と一緒にグリルするだけで、臭みを取り上品な香りに仕上げてくれます。また、オリーブオイルに漬け込んでローズマリーオイルを作っておくと、様々な料理に重宝しますよ。

【ベルガモット】鮮やかな花びらでクッキーやパンに華やかなアクセントを

ベルガモット

若葉からベルガモットオレンジに似た香りがすることから、その名がついたハーブ。丈夫な植物なので、痩せた土地でも育ってくれます。ただし、直射日光が当たり過ぎると成長スピードが衰えてしまうので、植え付けは半日陰がおすすめ。春、もしくは秋に行いましょう。
ベルガモットは、夏から秋にかけて鮮やかな赤や紫の花をつけます。この花びらを収穫してクッキーやケーキのトッピングに散らすととても鮮やか。加熱しても色味が綺麗に残るので、良いアクセントになりますよ。お家時間のお菓子作りに取り入れてみてはいかがでしょうか。

切花や切り枝に使えるハーブ 5選

【アメジストセージ】剪定した枝をバスケットや木箱にディスプレイしてインテイリアに

アメジストセージ

夏から秋にかけて白や紫の美しい花を咲かせるアメジストセージ。株で成長するため、ゆったりとスペースの取れる日当たりの良い場所に植えましょう。成長スピードが早くぐんぐん茎が伸びていくため、随時剪定が必要になります。

その剪定の際に出た花を、せっかくならお家の中に飾ってみませんか。ライン状に花をつけるアメジストセージは、まとめるとボリュームが出るので、バスケットや木の箱にざっくりと無造作に飾るだけでとても画になります。ナチュラルな雰囲気のお部屋によく合いそうですね。
また、そのまま乾燥させればドライフラワーとして楽しむこともできますよ。

【カラミンサ】芳香良く小花を生かして小ぶりのガラスに可憐に活ける

カラミンサ

白やピンク、薄紫などの小花がとても可愛らしいカラミンサ。いくつかの品種がありますが、ぺネタが最も一般的で、花も葉も小さく可憐な雰囲気が楽しめます。花付きが良く締まった株にするためには、日当たりの良い場所で育てましょう。乾燥に弱いので、根付くまでしっかりと水やりが必要です。

5月中旬から11月頃までと開花時期が長く、その見た目とミントのような清々しい香りは、お庭に植えておくだけではもったいない程。

カラミンサの切り花

シンプルなガラスの一輪挿しや小瓶に飾ると、上品でとても素敵です。是非、お庭から収穫して、キッチンや玄関などのちょっとしたスペースに飾ってみませんか。

【ラベンダー】切り花での出回りは珍しい!自宅で栽培してこそ楽しめるナチュラルアレンジ

ラベンダー

紫の花でおなじみのラベンダー。リラックス効果のあるその香りは、ハーブの女王と呼ばれる程です。日当たりと水はけの良い場所に植え付け、乾燥気味に育てましょう。およそ4月下旬から7月上旬まで、花を咲かせます。株の疲労を防ぐためにも、咲いた花は収穫するのがおすすめ。

ラベンダーは、花持ちが短いので、フレッシュな切り花での流通はあまりありませんが、自宅で育てれば、そんなラベンダーを切り花としても楽しむことが出来ますよ。ラベンダーを主役に、ハーブの葉をミックスしてアレンジすれば何とも爽やか。ユーカリやシルバーリーフなど、グレイッシュな葉物と相性抜群です。

【カレープラント】切花からドライフラワーまで可愛い黄色の花を長く楽しむ

カレープラント

その名の通り、カレーのような香りを漂わせるカレープラント。ユニークな芳香とは裏腹にスタイリッシュな見た目で、イングリッシュガーデンなどで好まれています。密生する性質があるので、蒸れないよう風通しと日当たりの良い場所に植えつけましょう。あまり水をやり過ぎないのもポイントです。7月から8月にかけて、黄色の可愛らしい花を咲かせます。

その小ぶりで主張し過ぎない花姿は、花壇の中だけでなく、クラフトの材料としても重宝します。他の花と調和しやすいので、切り花として花瓶に活けたりアレンジメントにしたり、また、乾燥しても綺麗に色が残るので、ドライフラワーにもおすすめです。

【マウンテンミント】花だけでなくシルバーかがった葉も美しい

マウンテンミント

マウンテンミントは、ミントと名前に付きますがシソ科の植物です。一般的なミントは、根が広がり過ぎて他の植物を侵害してしまうことがありますが、マウンテンミントはそれがありません。4月から5月に、日当たりと水はけの良い場所に植え付けましょう。葉や茎が産毛のような短い毛で覆われており、シルバーグリーンのような見た目がとても涼しげ。夏には白地に薄紫色の花を咲かせます。

成長し茎がしっかりとしているので、好きな長さでカットしてお気に入りの花瓶に活けて鑑賞してみませんか。

まとめ

基本的に丈夫で手がかからない種類が多く、お庭でだけでなく料理や切り花にも使えるハーブ。育てて使う、このプロセスを体験すれば、きっと植物を通して生活が丁寧に豊かになることを実感できるはずです。お庭のグリーンに何を選ぼうか悩んでいる方は、是非、今回ご紹介したハーブを参考にしてみてくださいね。

この記事のライター

ハーブガーデナーTani

自然とともにある生活を。
ハーブを中心とした庭や、観葉植物、切花など、家の様々なところに花やグリーンを取り入れています。

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